2019.05.10 / 工事レポート

水回り内装工事

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さて、工事も折り返し地点に差し掛かる本日は

水回りの間仕切り工事とトイレの窓の検討です。

 

今現在は水回りの内装も木の素地ですが、完成時には白の拭き取り塗装が施され

居室の野地板とは切り替えられた空間になります。

ミニキッチン

洗濯パンコーナー

トイレ

そして、噂のトイレの窓はこんな感じのFIX窓に変貌。

引き違い窓も冊子の縦桟を隠蔽してしまえばFIXの様に見せることができます。

 

少し話は打線して、ここからは作り手の余談ですが

この物件のこの窓から見える景色。

個人的にはすごく素敵に感じます。

立地が大都会新宿のど真ん中であるにも関わらず

この縦方向に伸びる抜け感。

一枚の絵としても成り立つ景観です。

 

ということで

今回は窓のプロポーションを縦に取れるだけ広くとり

横方向は控えめに抑えました。

これにより借景の３原則

近景・中景・遠景が綺麗しまり、いい絵に仕上げることができたと思います。

 

人様の景観を勝手に操作できてしまうところが、我々の特権でもあり、最高に楽しい瞬間でもあります。

今回は宿泊施設と言うことで、竣工後これから滞在される宿泊者の方が少しでも

この景色が綺麗だと感じ取って貰えると作り手としては最高に幸せです。

 

 

最後に

やはり上下の既存冊子がどうしても気になったので、大工さんにお願いして増し貼で消してもらいました。